「取矢」についてはかねてから全日本弓道連盟より通達があり、危険防止の観点から「取矢」はしてもしなくてもどちらでも良いことになります。また、競技規則から削除(競技規則改定時期全弓連の理事会で承認後)されますので、「取矢」を義務付けたい場合は要項に記載することになります。
審査における「取矢」をしない場合の、栃木県弓道連盟としての統一見解を以下に示します。
【取矢をしない場合の統一見解(栃木県版)】
- 甲矢、乙矢一手を束さみ矢番えし、乙矢を逆羽にして打込んで待つ
- 自分の番がきたら立ち上がり、「足踏み」後、乙矢を抜き取り床に置く
- 甲矢を引き終えた後、跪坐して乙矢を取り、坐しての「執弓」の姿勢になる
- その後、習いのごとく行射する
※上記見解は令和7年度第二回審査より適用されます。
ー以上ー